智学塾


泥臭く考え抜く。その先に、最高の「ひらめき」が待っている。





2026年3月1日 人生で一番「机」に向かうべき時期。 当塾がシビアな運営を貫く理由。


中学生・高校生の数年間は、人生の中でも特に「机」に向き合う価値のある大切な時期だと、私は考えています。


受験シーズンもいよいよ佳境。


合格発表を待つ落ち着かない日々が続いていますが、今年の生徒たちは、私の目から見ても本当によくここまで積み上げてくれました。


胸を張って結果を待てる状態です。


当塾は現在、6〜7名という少人数体制を貫いています。


それは、一人ひとりの人生の選択に、私自身が本気で責任を持ちたいからです。


人数を増やせば、どうしても目が届きにくくなる部分が出てきます。


だからこそ、あえて増やしません。


今年の中3生はすでに私立最上位コースに合格し、今は公立入試に向けて最後の調整段階に入っています。


「今の自分が挑める最高難易度」に向かって努力する姿。


それこそが、当塾が何より大切にしている“挑戦する姿勢”です。


来年度は、ほぼ全員が高校生となる新体制になります。


私の目標は一つ。


預かった以上、全員に「今の自分が目指せる最高難易度の大学」を本気で狙ってもらうこと。


その可能性を、最後まで引き上げ続けること。だから妥協はしません。


当塾の運営は、一般的な塾と比べれば少し厳しく映るかもしれません。


宿題の徹底管理、進捗の数値化、目標の明確化。


曖昧さを残さないのは、本気だからです。


うまくいかない時こそ、私は細かく見ます。


厳しさは、「絶対に見放さない」という意思表示でもあります。


この基準は、私がNECグループで通信システム開発に携わっていた頃に叩き込まれたものです。


1つのミスが数万人に影響する世界で学んだ品質管理の厳格さ、納期への責任、プロとしての覚悟。


そのスタンダードを、私は教育の現場にも持ち込んでいます。


時代はタイパやコスパが重視されます。


ですが、学びの本質は効率だけでは超えられません。


泥臭く努力し、「自分はここまでやり抜ける人間だ」と胸を張って言える経験を積んでほしい。


その自負心こそが、これからの人生を支える確かな土台になります。


本気で挑戦するなら、やるしかない。


そして私は、その挑戦を全力で支えます。





2026年2月1日 勉強の「旬」は、受験期だけではない


1月、2月。 世の中は「受験」一色に染まります。


どこを見ても合格実績や判定の話ばかりが飛び交う時期です。


そんな中、教室で静かにプリントの問題を解いている生徒たちの姿を見て、改めて感じることがあります。


それは、 「勉強には、受験という期限とは関係なく、じっくりと深めるべき“旬”がある」 ということです。


当塾には現在、中学生・高校生が在籍していますが、全員が今すぐ「受験の崖っぷち」に立っているわけではありません。


だからこそ今、この時期にしかできない、ある種“贅沢な学び”を大切にしています。


たとえば、


数学のベクトルや複素数平面: 「なぜそうなるのか」を納得いくまで対話すること


英語の精読: 一文をパズルのようにSVOCまで分解し、言葉の構造そのものを読み解くこと


こうした時間は、テストの点数を取るためだけの「効率的な暗記」とは正反対の学びです。


そして、いざ受験直前の慌ただしさの中に入ってしまうと、なかなか確保できないものでもあります。


しかし、この「一見遠回りに見える、本質へのこだわり」こそが、数年後の大学受験において、


誰にも揺るがされない圧倒的な土台になります。


学力の伸び方は、一人ひとり違います。


最初から先頭を走る子もいれば、今まさに厚い壁にぶつかり、「自分は向いていないのではないか」と、不安を抱えながら机に向かっている子もいます。


受験という大きな流れの中では、そうした時間は、ともすれば「遅れ」や「停滞」として扱われてしまいがちです。


けれど私は、その静かにもがく時間こそが、後から効いてくる力を、確実に蓄えていると信じています。


そのすべての過程に意味がある。


だからこそ、こうした「静かで、しかし確かな熱を持った学びの時間」を、これからも大切に届けていきたいと考えています。




2026年1月1日 謹賀新年


新しい年が明けました。


2008年にこの個人塾を設立してから、早いもので19年近くが経ちます。


当初は、これほど長く続けられるとは正直思っていませんでした。


今振り返ると、「よくここまで歩んでこれたな」というのが偽らざる実感です。


還暦を迎え、私自身がいわゆる「現役」として教壇に立つのも、あと5年ほどが一つの区切りになると考えています。


残された時間を楽に過ごそうとは、まったく思っていません。


体力こそ40代には及びませんが、指導の精度や蓄積されたノウハウは、今が最も円熟していると自負しています。


塾人生の集大成として、最後にどうしても達成したい目標があります。


それは、旧帝国大学(全学部)や地方国公立大学の医学部へ、あと最低3名の合格者を輩出することです。


仰々しく聞こえるかもしれませんが、これからの日本を担い、切り開いていく人材を育てたい。その一心です。


そのためにも、一人ひとりと極限まで深く向き合えるよう、生徒数は最大5名までに絞らせていただきます。


目標に向かって真剣に取り組む姿勢を持つ生徒と、今年も誠実に向き合っていきたいと考えています。


この目標を成し遂げることができたとき、初めて「わが塾人生、悔いなし」と言えるのではないかと思っています。


これまで支えてくださった生徒さん、そして保護者の皆さまへの感謝を胸に、指導を通じて日本の社会に少しでも恩返しができるよう、今年も全力で取り組んでまいります。


本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。